こんにちはkyoです。
これからフクロモモンガを飼おう!
と思っていても実際にどういった生き物かを理解しているかどうかは重要です。
理解しておくことで今後の共同生活が楽しいものにも大変なものにも変わってきます。
そこで、本日はフクロモモンガの生態についてまとめてみましたので参考にしてみて下さい!
フクロモモンガの生態
生息地
フクロモモンガはインドネシアやオートラリア、パプアニューギニアなどの温暖な森林や亜熱帯雨林に生息している動物です。
その為、寒さにはとても弱い生き物なので飼うときには温度管理が重要です。
平均寿命
12~15年。
野生化では外敵がいるためここまで長く生きられない場合が多いようです。
飼育下でしっかり管理が出来ているととても長く生きてくれます。
体温
36度くらいです。
人間の体温と同じくらいですが、手に乗せている時はとても暖かく感じます。
体長・体重
体長16~21センチ。体重90~150g。
大きくなっても手のひらに収まるくらいです。
体の特徴
尻尾は胴体より長く、毛はふさふさです。
毛の色は真ん中縦一直線に黒いライン、その両サイドは灰色、お腹は白色です。
そしてなによりふわふわで気持ちいいです!!
目は大きくぱっちりとしていて、鼻はピンク色、歯は鋭くあまがみでも結構痛い時があります。
慣れないうちは注意が必要です!気を付けて下さい。
そして最大の特徴は前足から後ろ足にかけてついている飛膜(ひまく)
この膜を使い木から木へ飛び移る時に落下速度を落としながら移動する滑空をします。
飛ぶイメージがあるかもしれませんが地面から鳥のように飛んだりはしません。
僕が飼っていたフクロモモンガは飛び移る物に標的を定める時に
おしりをフリフリしてから飛び移るしぐさを良くしていました。
それがと~っても可愛いんです!!
おしりを振るのは個体差があるかもしれませんが
標的を定めている時の真剣なまなざしは普段の愛くるしい雰囲気とは一転します。
野生を思わせるきりっとした顔つきになり違った一面を見れる機会なので、ぜひ楽しんで見てあげて下さい!
性別の特徴
男の子は成体になると頭のてっぺんがハゲます!!!
正確にはハゲているのではなくフェロモンを出すために毛が薄くなるようです。
可愛らしい顔でハゲている姿もまた可愛いんです。
女の子はお腹に子供を育てるための袋(育児嚢)を持っています。
カンガルーと同じ有袋類(ゆうたいるい)で赤ちゃんをお腹の袋で育てます。
これがフクロモモンガという名前の由来といわれています。
活動時間
フクロモモンガは夜行性です。
日中に寝て、夜活動します。
夜中に活発に動くため飛び回ったときなどに出る音は結構にぎやかですので
気になる方は防音のシーツなどをかけると良いです。
食べ物
フクロモモンガは雑食性です。
基本的には野菜、昆虫などを食べています。
個体差で好き嫌いがあるため栄養が偏ることがあります。
今ではモモンガフードというバランスの取れたエサも売っているのでそちらを上げるのが良いです。
ただし、食べない時には栄養のバランスを考えてエサを上げないといけません。
僕のフクロモモンガは好き嫌いが激しくペットショップから飼い始めた時点でかなり栄養が偏っていたために具合が悪くなってしまっていました。
なんとか栄養の良い食べ物をと色々調べ試行錯誤した結果、フェレット用の療養食である『ダックスープ』をあげることで健康な状態に戻ってくれました。
僕が作った『ダックスープ』はドックフードをお湯でふやかし、足りない栄養素となる食物を混ぜ、動物用のアイソカルという液体高濃度栄養剤を入れてミキサーにかけたものをあげていました。
このダックスープは冷凍保存が出来るため長期保存が出来ます。一回分の量を小分けにして冷凍すると使い易いです。
フクロモモンガの好き嫌いによる栄養管理に困った際は是非一度お試しください!
排泄物
雑食性のためとてもにおいがきついです。
便は黒くころっとしたものであまりにおいがありません。
それに対して尿はあの可愛い顔からは想像できないくらい強烈なにおいがします。
そのため部屋で遊ばせてあげるときには、尿がついてもいい洋服を選びましょう!
洋服につかないように注意することも大事ですが
いつするかわかりずらいのでやはり尿がついてもいい洋服にしておくのが無難だと思います。
まとめ
- 生息地
- 平均寿命
- 体温
- 体長・体重
- 体の特徴
- 性別の特徴
- 活動時間
- 食べ物
- 排泄物
フクロモモンガがどういった生き物なのかを理解してあげることは大事です。
フクロモモンガを飼おうと思っている方が
少しでも長く一緒にいられる時間が増えて楽しんでいただきたいものです。
長く一緒にいられれば、可愛い一面が沢山見られますからね。
もし、良ければ参考にしてみて下さい!